【映画】 ショーシャンクの空にを見た 【感想】 ※ネタバレあり
Huluにあがってたので久々にショーシャンクの空にを見てみた。
今回で3回目になるが、初めてこの作品をみた時は、「BTTFシリーズやこれより面白いエンターテイメント作品はあるのか」と思ったほどに衝撃を受けたのを思い出す。
それから大分時間が経ち、それより面白い作品が少数ながらでてきた。
たとえば海外ドラマの『プリズンブレイク』だ。物語の内容を要約すると主人公マイケル・スコフィールドが無実の死刑囚である兄のリンカーン・バローズを助けるために銀行強盗を起こしフォックスリバー州立刑務所に収監されて共に脱獄を試みる話だ。
このプリズンブレイクも同じ脱獄ものであるショーシャンクの空にかなり影響されているということがわかる。脱獄するために掘った壁の石を外に捨てるシーン、あるいは同性の囚人にケツを掘られそうになったり、看守を買収する囚人がいたり、調達屋の存在や刑務所の所長に主人公が気に入られるなど複数の類似点が見られる(これらはアメリカの刑務所ではよくあることなのだろうか)。
個人的にショーシャンクの空にで一番好きな点はモーガン・フリーマンに救いがあるという点(雨に打たれながら空を見上げるシーンも捨てがたいですが)。というか数十年以上も刑務所にいたらシャバで報われるのはほぼ不可能で、社会に適応できなくて首吊るしかないというのが少なくない現実なんでしょうが……。
過去にあった過ちを知りながら彼に救いを与えた主人公というのは感慨深く心に残る映画でした。