ミリオンダラー・ベイビー
95点/100
監督・製作・主演がクリント・イーストウッドのせいなのか通りで『グラン・トリノ』と似ているなと思った(ちな個人的には『グラン・トリノ』より『ミリオンダラー・ベイビー』の方が好きだが)。
最初この映画の宣伝を見た時、単なるシンデレラストーリーなのかと誤解していたが、全くそういう話ではなかった。むしろ宗教的な映画であるといった方が正しい。
『グラン・トリノ』も宗教性を帯びた映画であったが、単純にどちらが感動できるかといったら本作であろう。
以下ネタバレ含む
終盤の方でマギー(女子ボクサー)が、頚椎を損傷して全く動けない状態になるのだが、そのせいで彼女は思い悩み、生きながら死ぬより物理的に死ぬ方を選んだ。こういった生死に関わる宗教的テーマを『グラン・トリノ』でもクリント・イーストウッド監督は撮っているんですよね。なんか彼のことが気になってきたぞ。